東証株式市況

2024/05/17

現在値
日経平均株価 38,787.38 (*大引)
-132.88
TOPIX 2,745.62 (15:00)
+8.08
出来高概算(万株)
プライム 184,255 (15:02)
スタンダード 43,724 (15:02)
グロース 10,257 (15:02)

マーケット概況

2024/05/17 15:28

<NQN>◇東証大引け 日経平均、4日ぶり反落 戻り待ちの売り優勢
 17日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比132円88銭(0.34%)安の3万8787円38銭だった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4万ドルを初めて上回った後、小幅安で終えた流れを受け、東京市場でも利益確定や戻り待ちの売りが優勢だった。もっとも、前場で売りが一巡した後は底堅く推移した。

 日経平均は前日までの3日間で740円上昇していた。週末ということもあって前日の米株の反落を背景に持ち高調整の動きが目立った。東エレクやファストリが売りに押されると日経平均は380円ほど下げる場面があった。ただ、10時すぎに日銀が定例の国債買い入れオペ(公開市場操作)を通知すると、一部で減額が予想されていた購入予定額が据え置きだったことから海外短期筋が株価指数先物の買いに動き、相場は下げ渋った。後場に下げ幅は一段と縮小した。

 外国為替市場では円相場が1ドル=155円台後半に下落し、トヨタやホンダなど自動車株の買いを誘った。

 市場ではこの先、日銀が国債買い入れ額の減額など金融政策の正常化に向けた歩みを進めるとの観測が根強い。業種別では銀行や鉄鋼など金利の上昇局面で買われやすいとされる割安株が上昇率の上位に並んだ。

 東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は8.08ポイント(0.30%)高の2745.62だった。JPXプライム150指数は7営業日ぶりに反落し、1.70ポイント(0.14%)安の1208.88で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆236億円、売買高は18億4255万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は592、値上がりは999、横ばいは59だった。

 テルモ、信越化、トレンド、電通グループが下落した。一方、コナミG、オリンパス、第一三共、ニデックが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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