Marketニューヨーク株式市況
2025/12/05:現地日付
| 主要指数 | 終値 | 出来高概算(百万株) |
|---|---|---|
| ダウ | 47,954.99 +104.05 |
1,239.92 |
| SP500 | 6,870.40 +13.28 |
- |
| ナスダック | 23,578.13 +72.99 |
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本日のポイント
株式市場
主な経済指標がない中で、NY主要指数は揃って小幅高で寄り付いた。コミュニケーション・サービス、情報技術が上昇した一方、公益、金融などが軟調にスタート。午前10時発表の9月個人所得は+0.4%と予想を上回り、個人支出は+0.3%と予想に一致。9月PCE価格指数は前月比+0.3%、前年比+2.8%、コア指数は前月比+0.2%、前年比+2.8%と、いずれも予想に一致した。一方、同時発表の12月ミシガン大学消費者センチメント速報値が53.3と予想を上回り、インフレ期待は1年先が4.1%、5~10年先が3.2%といずれも予想を下回った。これらの指標を好感し、S&P500は午前10時半頃に前日比+0.56%の6895.78まで上昇。しかし、PCE統計では財価格が前年比+1.4%となった事を受け、10年債利回りが上昇していたことを気掛かりにS&P500は午前中に利益確定売りに押され、正午過ぎには前日終値付近まで後退。関税を背景とした財価格の上昇は一時的との見方が多い中で、その後は資本財や素材といったシクリカル・セクターを中心に見直し買いが見られ、S&P500は6880付近まで回復となったものの、買い材料に乏しい中でそれ以上の買いは見られない。午後2時頃からは6872付近で小動きとなった後、引けにかけてはやや売りに押され、ダウ平均が+0.22%、S&P500が+0.19%、ナスダック総合が+0.31%で終了。セクター別では、コミュニケーション・サービスが+0.95%、情報技術が+0.45%。他方、公益が-0.98%、エネルギーが-0.43%。個別では、ワーナーブラザーズ・ディスカバリー(WBD)がネットフリックス(NFLX)に対してスタジオ事業や配信事業などの売却で合意し+6.28%、アルタ・ビューティ(ULTA)は業績予想の上方修正を受けて+12.65%。一方で、上記ネットフリックス(NFLX)は-2.89%、ドキュサイン(DOCU)はQ3決算は市場予想を上回ったものの、保守的な通期ガイダンス引き上げがやや失望を誘い-7.64%
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