Marketニューヨーク株式市況
2025/11/19:現地日付
| 主要指数 | 終値 | 出来高概算(百万株) |
|---|---|---|
| ダウ | 46,138.77 +47.03 |
1,216.10 |
| SP500 | 6,642.16 +24.84 |
- |
| ナスダック | 22,564.23 +131.38 |
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本日のポイント
株式市場
引け後にエヌビディア(NVDA)の決算や、翌日に9月雇用統計の発表を控え、様子見ムードの中、NY主要指数は前日終値付近で寄り付いた。コミュニケーション・サービスが大きく上昇した一方、エネルギーが大幅下落して開始。決算内容に期待が高まるエヌビディア(NVDA)や、最近発表された「Gemini3」に高評価の声が聞かれたアルファベット(GOOG)が指数上昇を牽引し、寄り付き後のS&P500は上昇基調となり、午前10時過ぎに前日比+1.09%の6689.75まで上伸。しかし、寄り付き前に決算発表したターゲット(TGT)は3四半期連続で既存店売上高が減少となり、個人消費の弱含みが気掛かりとなる中で、リスクオン・ムードは続かず、間もなく騰勢を失った。S&P500は正午頃に小幅高水準の6630付近まで上昇幅を縮小。その後は概ね6620~6640の小幅高レンジでの推移となったが、正午過ぎに「BLSは10月雇用統計の発表を取りやめることに加えて、11月雇用統計は12月FOMC後の12月16日に発表する」と伝わり、雇用指標が限定的となる展開が想定され、金融政策を巡る警戒感がやや高まる中で、午後1時前に前日比-0.21%の6603.50を付けた。午後2時発表の10月FOMC議事録では「多くの当局者が年内は政策金利の据え置きが適切になる可能性が高いとの意見を示した」とのタカ派な内容を受け、10年債利回りは上昇。S&P500は売りに押されるも、AI関連株が確りとなる中、前日終値付近では下げ止まった。引けにかけては若干買われ、結局、ダウ平均は+0.10%、S&P500は+0.38%、ナスダック総合は+0.59%で終了。セクター別では情報技術が+0.93%、コミュニケーション・サービスが+0.72%。一方、エネルギーは-1.30%、公益は-0.81%。個別では、ブロック(XYZ)がインベスター・デーで今後3年間の強気な業績見通しと自社株買い計画を発表し+7.56%、ロウズ(LOW)はQ3決算でEPSが予想を上回ったことに加えて、好調なトレンドが11月まで続いているとの説明を受け+4.03%。一方、上記ターゲット(TGT)が-2.77%、ウィリアムズ・ソノマ(WSM)はQ3決算説明会で関税影響がQ4により大きくなるとの発言が懸念され-3.39%。
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