Marketニューヨーク株式市況

2025/12/22:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 48,362.68
+227.79
1,204.71
SP500 6,878.49
+43.99
-
ナスダック 23,428.83
+121.21
-

本日のポイント

株式市場

午前8時半発表の9月シカゴ連銀全米活動指数は-0.21と予想を下回った。前日、OpenAIの「計算リソース利益率が10月に約70%に達した」と報道され、AIを巡るリスクセンチメント改善を背景にNY主要指数は揃って上昇して寄り付いた。エネルギー、情報技術、素材などが上昇した一方、不動産、公益などが下落して開始。H200チップを2月に出荷開始予定と報じられたエヌビディア(NVDA)が好調に推移し、指数上昇を牽引。寄り付き後にS&P500は暫く6865を境に売り買い交錯となったが、リスクオン・ムードが継続する中で中小型株やシクリカル・セクターなどへの物色も顕著となり、午後中に取引水準を一段高めた。午後1時過ぎには前日比+0.70%の6882.03を付けたものの、追加の買い材料が見つからず、午後は概ね6870-6880付近のレンジで小動き。引けにかけても大きな値動きは見られず、ダウ平均が+0.47%、S&P500が+0.64%、ナスダック総合が+0.52%で終了した。セクター別では、素材が+1.35%、金融が+1.25%。他方、生活必需品が唯一マイナスの-0.41%。個別では、スタンレー・ブラック・アンド・デッカー(SWK)は航空宇宙部門をハウメット・エアロスペース(HWM)に売却する最終合意に達したとの発表を受けて+3.42%、ユニファースト(UNF)は直近の終値に対して62%のプレミアムでシンタス(CTAS)が買収提案を再提示したことを受けて+16.15%。一方、ドミニオン・エナジー(D)は東海岸沖で建設中の洋上風力発電所について、米政府が国家安全保障上の懸念を理由にリース契約の一時停止を発表したことを受け-3.72%。

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