ニューヨーク株式市況

2018/01/16:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 25,792.86
-10.33
1,095.00
SP500 2,776.42
-9.82
-
ナスダック 7,223.69
-37.37
-

本日のポイント

<株式市場>

本日寄り前発表のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)およびシティグループ(C)の決算が予想を上回ったことを受けて、今後本格化する企業決算に対する期待が強まり、NYの主要指数は続伸して寄り付いた。税制改革による2018年企業業績予想の上方修正がセルサイドなどで進み、これをテコに、S&P500は寄り付いてすぐに2800を越え、午前10時近くに2807まで上伸した。一方で、楽観的なセンチメントの蔓延を警戒する見方も浮上しており、強気もピークを迎えるとの慎重な見方も一部の証券会社から出される中で、その後は買いも一服。素材、エネルギー、資本財、テクノロジー、素材など、年初来アウトパフォームしたセクターへの利食い売りが見られ、その後の主要指数はじりじりと上げ幅を縮小する推移となった。午後も売りが継続し、S&P500は午後3時近くには一時前日比-0.65%となる2769付近まで後退。しかし、この水準で売りは一巡し、グローバル経済成長と強い企業業績見通しとおだやかな金融政策という投資環境への変わらない強気を背景に、引けにかけては押し目買いが見られ、S&P500は若干持ち直し、結局小安く終了した。ダウ平均は-0.04%、S&P500は-0.35%、ナスダック総合は-0.51%で引けた。セクター別では、REITが+0.48%、ヘルスケアが+0.46%。他方、エネルギーが-1.23%、素材が-1.16%。個別では、メルク(MRK)が、非小細胞肺がん治療薬の臨床データが好感され+5.81%。上記のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が+1.86%。一方、アンダー・アーマー(UAA)が、ブローカーによる投資判断引き下げを受け-8.66%。バイアコム(VIAB)が、CBS・コープ(CBS)との合併協議は行われていないとの報道を背景に-7.05%。

<債券・為替市場>

10年債利回りは朝方に2.535%前後で推移していたが、ECBが来週の会合では金融緩和政策を変更しないとの見方から、欧州債券市場でドイツなどの国債利回りが低下した中で、10年債利回りも若干低下し、9時半近くには2.5242%となった。しかしその後は株式市場が続伸を見せる中で利食い売り優勢の流れとなり、10年債利回りは正午過ぎには一時2.5591%まで上昇した。しかし午後は、株式市場が利益確定の売りで反落する中で、10年債は買い戻され、利回りはいったん2.5352%まで低下した後、午後4時には2.5407%となった。為替市場では、ドル/円は朝方に110.70付近で始まり、昼前は小確りの株式市場を受けて110.88まで上昇。昼過ぎは、10年債利回りの低下を受けて急速なドル売りとなり、午後3時半近くに一時110.25まで下落した後、午後4時のドル/円は110.38となった。

米国野村證券作成