ニューヨーク株式市況

2019/10/11:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 26,816.59
+319.92
933.42
SP500 2,970.27
+32.14
-
ナスダック 8,057.04
+106.26
-

本日のポイント

株式市場

寄り前に発表されたファステナル(FAST)の3Q決算が関税の影響を懸念されていた中でも市場予想を上回ったことで、3Q決算シーズンへの投資家の期待が高まった。また、本日午後に、トランプ大統領と中国の劉鶴副首相との面談を控え、引き続き米中貿易協議進展へ期待が先行する中で、NY主要指数は続伸して寄り付いた。寄り付き後も、貿易協議への期待から幅広いセクターが買い優勢。情報技術、コミュニケーション・サービスが全体をけん引したほか、素材や資本財、エネルギー、金融も堅調に推移。他方、公益や生活必需品などディフェンシブはやや軟調。さらに、午前10時発表の10月ミシガン大学消費者センチメント指数が96と市場予想を上回ったことが下支えし、株式市場は上げ幅を拡大。S&P500は午前11時半過ぎに前日比+1.88%の2993まで上昇した。午後に入り、不動産やヘルスケアなどディフェンシブからの資金流出が見られS&P500はややダレ気味となったが、米中両国が貿易協議で部分的な合意に達したとの報道を受け、強気モメンタムは継続し、S&P500は午後3時半過ぎに2992まで再度上昇。とはいえ、引けにかけては利食いが見られ、結局、ダウ平均が+1.21%、S&P500が+1.09%、ナスダック総合が+1.34%で終了。セクターでは、資本財が+1.97%。素材が+1.91%。他方、公益が-0.34%。不動産が-0.29%。個別では、上記ファステナル(FAST)が+17.15%。フリーポート・マクモラン(FCX)が昨日の証券会社による投資判断及び目標株価引き上げを引き続き好感され+6.58%。他方、リスクオンセンチメントの高まりを受け、金価格が下落する中、バリック・ゴールド(GOLD)が-5.08%。ニューモント・ゴールドコープ(NEM)が-3.39%。

債券・為替市場

昨日遅く、トランプ大統領が「米中閣僚級貿易協議の初日は非常に良好なものになった」と述べたのを受けて、両国の暫定合意に対する期待が高まる中で、朝方から10年債は売られた。午前10時発表の10月ミシガン大学消費者信頼感指数が96.0と予想を上回ったことから、10年債への売りは継続となり、利回りは午前10時半頃に1.754%付近にまで上昇。しかし、午前11時にFRBが、短期金利の上昇を抑制するため短期債を月額$60B購入すると発表し、10年債利回り上昇は一巡となった。その後は1.730~1.750%レンジでの小動きに転じ、午後1時半頃には米国と中国が11日の貿易協議で部分的な合意に達したとの報道を受け、10年債利回りは一旦1.766%付近にまで上昇。その後は買い戻しが見られ、午後4時に10年債利回りは1.734%となった。為替市場では、米中貿易暫定合意成立に対する期待が高まる中で、リスクオンのセンチメントが広がり、朝方からドル/円は上昇。午前10時発表の10月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったことも好感され、午前11時頃にドル/円は108.60付近にまで上伸。しかし午後は、若干利食いの展開となり、108.40~108.50レンジでで小動き。午後4時のドル/円は108.38となった。

米国野村證券作成

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