ニューヨーク株式市況

2018/10/18:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 25,379.45
-327.23
863.63
SP500 2,768.78
-40.43
-
ナスダック 7,485.14
-157.56
-

本日のポイント

<株式市場>

中国の上海総合指数下落が続き、過去4年の最安値をつけた中で、中国経済の鈍化懸念が強まり、また、英国のEU離脱交渉への懸念と、イタリア予算案をめぐるイタリアとEUの対立など、欧州情勢も懸念され、慎重なセンチメントが広がる中で、NY主要指数は小幅続落して寄り付いた。午前8時半発表の10月フィラデルフィア連銀景況指数が22.2と市場予想を上回ったものの、企業決算がまちまちとなる中で、先行き経済にやや気がかりが広がった。寄り前発表に発表されたアライアンス・データ・システムズ(ADS)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の決算が予想以上となったものの、テキストロン(TXT)決算が産業向けの弱さを示して失望となり、懸念材料となった。昨日のFOMC議事録内容から、利上げが持続するとの見通しも弱材料となり、その後もS&P500は売り先行となった。11時過ぎからVIX指数が上昇するとともに、S&P500指数先物先導で、全体に売りが強まり、S&P500は午後2時近くに、前日比ー1.92%の2755近くまで下落した。その後は引けにかけて若干買い戻されたものの軟調に終了した。ダウ平均が-1.27%、S&P500が-1.44%、ナスダック総合が-2.06%。セクター別では、公益が+0.08%。REITが横ばい。一方、消費循環が-2.11%、テクノロジーが-2.02%。個別では、上記アライアンス・データ・システムズ(ADS)が+5.51%。フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が+3.5%。他方、上記テキストロン(TXT)が-11.25%。トップビルド(BLD)が、大手証券会社による住宅市場への弱気判断で-9.88%。

<債券・為替市場>

早朝には10年債利回りは昨日のFOMC議事録内容を気にして3.214%とわずかに上昇したが、イタリアの予算案がEUに拒否されるのではないかとの懸念から、ドイツ国債が若干買い戻される中で、10年債売りも限られた。午前8時半発表の10月フィラデルフィア連銀景況指数が22.2と予想を上回ったのを受けて、10年債利回りは3.200%付近で小動き。しかし、午前11時過ぎから株式市場が軟調に転じたことから、リスクオフとなり、利回りは3.17%へと低下した。さらに正午過ぎ、EUがイタリアの予算案逸脱は「前例にないほど」と見解を示し田野を受けて、リスクオフのセンチメントが強まる中で、10年債利回りは午後2時近くに3.1578%まで低下。午後4時には3.1786%となった。為替市場では、ドル/円は朝方は112.50付近で小動きに推移。しかし、午前11時すぎに10年債利回りが急速な低下に転じるとともに、ドル/円も下落し、さらに午後に入り10年債利回りが一段低下するとドル/円は更に売られ、一時111.95まで下落した後、午後4時には112.22となった。

米国野村證券作成