ニューヨーク株式市況

2018/04/18:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 24,748.07
-38.56
770.22
SP500 2,708.64
+2.25
-
ナスダック 7,295.24
+14.14
-

本日のポイント

<株式市場>

市場の注目は企業決算に集中。昨日引け後発表のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)、CSX・コープ(CSX)の決算、および本日寄り前発表のテクストロン(TXT)、モルガン・スタンレー(MS)の決算がいずれも予想を上回る好調となり、企業決算を好感して、NYの主要指数は小幅続騰して寄り付いた。米朝首脳会談実現にむけ、ポンペオCIA長官が北朝鮮の金委員長と会談したことが伝えられ、北朝鮮情勢への懸念も後退して、市場のセンチメントにプラスとなった。好決算を発表した企業に関連して、輸送、資本財などが市場をリード。また、昨日引け後に米石油協会(API)が発表した週間原油在庫統計で、原油在庫が予想外の減少となったのを受け、WTI先物価格が朝方から上昇する中で、エネルギー、素材なども堅調となった。とはいえ、一方で、昨日引け後発表のインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)とラム・リサーチ(LRCX)の決算内容ないしガイダンスが失望され、テクノロジーがつれて寄り付きから売りに押されたため、S&P500は午前10時過ぎに一旦小幅安まで反落となった。しかし、現在まで発表されたS&P500企業の決算動向が概ね好調で、全体的にEPSが+18%近くの増益ペースを示す中、市場の強気センチメントは損なわれず、主要指数は再び小幅高へと回復。午前10時半にEIAが発表した週間石油統計も予想外の原油在庫減少を示したことから、エネルギーが買い進まれたほか、資本財、素材、消費循環など景気敏感がリードして、S&P500は午前11時過ぎには前日比+0.40%となる2717まで上伸した。午後2時発表のベージュブックでは、「経済活動は全地区で緩やかなペースで拡大した」と報告されたのを受け、その後もS&P500は小幅高を堅持。引けにかけ、10年債利回りが上昇する中で、公益、消費安定、通信などの金利敏感への売りが加速を見せたことから、S&P500はやや押され、若干軟化して終了した。ダウ平均が-0.16%、S&P500が+0.08%、ナスダック総合が+0.19%。セクター別では、エネルギーが+1.55%、資本財が+1.02%。他方、消費安定が-0.86%、通信が-0.44%。個別では、上記のテクストロン(TXT)が+6.76%、ユナイテッド・コンチネンタル(UAL)が+4.81%。一方、上記のインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)が-7.53%、ラム・リサーチ(LRCX)が-4.03%。

<債券・為替市場>

米国と北朝鮮の首脳会談実現にむけて、ポンペオCIA長官が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と先週会談していたことが分かり、北朝鮮をめぐる地政学的リスクへの懸念が後退する中で、10年債利回りは朝方に2.84%と前日比やや上昇して推移。1ー3月期の企業決算が好調の中で株式市場が小確りに推移するのを受けて、10年債は次第に売り優勢となり、利回りはその後もさらに上昇。午後2時発表の連銀ベージュブックで、価格が穏やかに上昇していることと、今後も上昇が続く見込みであることが報告されたのを受けて、10年債利回りは更に上昇し、午後4時には2.8709%となった。為替市場では、ドル/円は海外時間に107.39まで戻りを見せた後、NY朝方は107.22付近で始まった。日米首脳会談における貿易協議の行方が注目される中で、その後はやや円買いドル売りとなり、ドル/円は午前10時過ぎには107.11まで後退した。しかしその後は、10年債利回りが上昇するのにつれてドル/円も小幅に回復。午後3時過ぎに107.31まで反発後、午後4時には107.22となった。

米国野村證券作成