ニューヨーク株式市況

2017/01/13:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 19,885.73
-5.27
754.34
SP500 2,274.64
+4.20
-
ナスダック 5,574.12
+26.63
-

本日のポイント

<株式市場>

午前8時半発表の12月小売販売は+0.6%と予想を若干下回ったものの、本日寄り前に発表されたJPモルガン・チェース(JPM)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、PNCフィナンシャル・サービシズ(PNC)の4QEPS実績がいずれも予想を上回り、企業決算発表が好調なスタートを切った中で、NYの主要指数は堅調に寄り付いた。JPモルガン・チェース(JPM)のCEOが先行き経済成長への信頼を表明したことも、寄り付きに勢いを与え、S&P500は寄付き後まもなく前日比+0.35%の2279付近にまで上昇した。しかし、午前10時発表の1月ミシガン大学消費者信頼感指数が98.1と予想を若干下回ったのを受けて、主要指数はその後は騰勢がつかないまま小幅高で横ばい。テクノロジー、消費循環、資本財、ヘルスケアが小確りの一方、10年債利回りが上昇する中で公益、通信、REITなどの金利敏感が軟調な推移となった。午後は、大きな材料に欠ける中で、来週から本格化する企業決算に備え慎重な動きとなり、主要指数の水準は若干低下。朝方強く上昇して始まった金融は利食い売りでやや後退し、ヘルスケアも失速。S&P500は午後2時半頃に2271.50付近まで後退した。引けにかけては消費循環、資本財などに支えられ、S&P500は小戻しして終了。ダウ平均は-0.03%、S&P500は+0.18%、ナスダック総合は+0.48%となった。セクター別では、金融が+0.55%、資本財が+0.33%。他方、REITが-0.24%、素材が-0.21%。個別では、モンスター・ビバレッジ(MNST)が、大手ブローカーによるポジティブ・コメントを受け+3.25%。ネットフリックス(NFLX)が、大手ブローカーによる投資判断引き上げを受け+3.50%。一方、ゲームストップ(GME)が、本日寄り前に発表したホリデー期間中の既存店売上高が失望となり-8.05%。

<債券・為替市場>

午前8時半発表の12月小売販売が前月比+0.6%と若干予想を下回ったとはいえ、前月数値が上方修正されたことから、米経済は概ね堅調と判断された。また、大手銀行決算も概ね好調となり、これらを背景に3月の利上げの可能性が取り上げられる中で、10年債利回りは経済データ発表後に10bpsほど上昇。10時近くには2.4294%をつけた。しかし10時発表の1月ミシガン大学消費者センチメント指数が98.1と予想以下になり、株式市場の値動きも重くなる中で、10年債利回りは低下に転じ、午後に2.3708%まで低下し、午後4時には2.3927%となった。為替市場では、ドル/円は朝方114.20まで下げたものの、12月PPI、小売販売を受けて10年債利回りが急上昇するのにつれ、10時には115.40まで上昇した。しかしその後、1月ミシガン大学消費者センチメントが予想を下回ったことからドル/円は反落。午後3時近くには114.34と、行って来いとなった。午後4時のドル/円は114.58円。

米国野村證券作成