ニューヨーク株式市況

2024/07/26:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 40,589.34
+654.27
935.3
SP500 5,459.1
+59.88
-
ナスダック 17,357.88
+176.16
-

本日のポイント

株式市場

午前8時半発表の6月個人所得が前月比+0.2%と予想以下となり、個人支出は前月比+0.3%と予想と一致。同時発表の6月PCEデフレータは前月比+0.1%、前年比では+2.5%といずれも予想と一致となったが前月から鈍化。同コアPCEデフレータは前月比+0.2%と予想に一致、前年比では+2.6%と予想を僅かに下回った。これらの経済指標を受け、概ねディスインフレ・トレンドに変化はないと市場は判断し、10年債利回りが低下となる中で、NY主要指数は揃って上昇して寄り付いた。3M(MMM)やノーフォーク・サザン(NSC)の決算内容が好感され、資本財が上昇を主導したほか、情報技術、金融、一般消費財、不動産など幅広いセクターが買われて開始。午前10時発表の7月ミシガン大学消費者センチメント確定値は66.4と若干予想を下回り、1年先期待インフレは速報値と一致の2.9%となったが、5~10年先期待インフレ率が3.0%と予想を若干上回った。これを受け10年債利回りが下げ止まり、情報技術、一般消費財などがやや上げ幅を縮小する中で、寄り付き後のS&P500は方向感に乏しい展開。しかし、ゴルディロックス・シナリオが意識され、資本財、金融、素材、不動産などのセクターがむしろ騰勢を強め、正午前からS&P500は上昇基調に転じ、午後1時半前には前日比+1.65%の5488.32まで上伸となった。その後は来週の雇用関連指標などの重要イベントを前にやや騰勢を落としたものの、確りの水準を維持。S&P500は午後3時頃から引けにかけては5457を境に売り買いまちまちとなり、ダウ平均が+1.64%、S&P500が+1.11%、ナスダック総合が+1.03%で終了。全11セクターがプラスとなり、特に資本財が+1.72%、素材が+1.68%。他方、エネルギーは+0.36%に留まった。個別では、上記3M(MMM)が+22.99%。上記ノーフォーク・サザン(NSC)が+10.91%。他方、ティー・ロウ・プライス・グループ(TROW)がF2Q決算実績が予想以下で-2.95%。オーリン(OLN)がF2Q決算でハリケーンによる業績への悪影響がみられ-7.18%。

債券・為替市場

-

インスティネット作成

はじめての方へ

お問い合わせ先