ニューヨーク株式市況

2017/04/28:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 20,940.51
-40.82
1,021.06
SP500 2,384.20
-4.57
-
ナスダック 6,047.61
-1.33
-

本日のポイント

<株式市場>

昨日引け後発表のアマゾン・ドット・コム(AMZN)およびアルファベット(GOOGL)の決算が予想を上回り、市場のセンチメントが上向く中で、NYの主要指数は小確りに寄り付いた。しかし、昨日遅くにトランプ大統領が、「北朝鮮とは大規模な紛争に向かう可能性がある」と発言したことが市場の気がかりとなり、地政学リスクに対する警戒が広がった。また、午前8時半に発表されたQ1GDPが+0.7%と予想を下回ったことも売り材料となり、主要指数は寄付き後、売り先行に転じた。午前10時発表の4月ミシガン大学消費者信頼感指数は97.0と予想を下回り、これを受けてS&P500は更にじりじりと下落。午前11時半に、下院が来週金曜までの1週間の暫定予算案を可決し、正午過ぎには上院でも可決され、とりあえず政府閉鎖は間際で回避され1週間の猶予を得たが、市場の反応は鈍い。午後も市場は小幅安が続き、S&P500は午後2時過ぎに前日比-0.27%となる2382近くまで押された。引けにかけても安値圏でもみ合いとなり、ダウ平均とS&P500は-0.19%、ナスダック総合は-0.02%で終了した。セクター別では、テクノロジーが+0.33%、ヘルスケアが+0.24%。他方、通信が-1.05%、金融が-0.94%。個別では、ロイヤル・カリビアン・クルージズ(RCL)が、本日寄り前に発表したEPS実績が予想を上回り+6.07%。上記のアルファベット(GOOGL)が+3.71%。一方、シンクロニー・フィナンシャル(SYF)が、本日寄り前に発表した決算においてEPSが予想を大幅に下回り、貸倒償却率の見通しを引き上げたことから-15.89%。ホスト・ホテルズ&リゾーツ(HST)が、本日寄り前発表の決算発表においてQ2FFOガイダンスを引き下げ-6.70%。

<債券・為替市場>

10年債利回りは朝方2.30%前後で取引開始。8時半発表の1QGDP速報値は0.7%と予想以下となったが、PCE価格指数が2.4%と予想を上回ったのを受け、直後に一時2.3341%まで上昇した。しかし、その後は株価が下落に転じたことと、10時発表の4月のミシガン大消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことなどを背景に買い戻しが入り、午後には2.2767%まで低下した。結局、午後4時には2.282%となった。為替市場では、ドル/円は、朝方111.40前後で取引されていたが、午前8時半発表の1QGDPで、PCE価格指数の予想以上の上昇を受け10年債利回りが上昇したのに伴い、ドル/円も111.72まで上昇。しかし、その後は10年債利回りの低下と共に小幅反落。おおむね111.40を挟むレンジで小動きとなり、午後4時には111.45となった。

米国野村證券作成