ニューヨーク株式市況

2019/04/24:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 26,597.05
-59.34
845.68
SP500 2,927.25
-6.43
-
ナスダック 8,102.02
-18.81
-

本日のポイント

株式市場

昨日引け後に発表されたテキサス・インスルメンツ(TXN)の決算が予想以上となったものの、CEOが、半導体は依然下降サイクルが続いており、まだ底打ちが確認できないと述べたのを受けて、昨日市場に広がったリスクオンのセンチメントはやや鎮静。ドイツの4月Ifo企業景況指数が予想以下となったのを受けて、欧州経済の依然として続く弱さへの警戒も浮上し、S&P500指数はわずかに反落して寄り付いた。本日寄り前に発表された企業決算はまちまち。注目のキャタピラ(CAT)は予想以上の売り上げと利益を発表したものの、海外の建機が振るわず在庫増加が懸念された。また、AT&T(T)、ボストン・サイエンティフィック(BSX)が失望決算となり、スタンレー・ブラック&デッカー(SWK)も通年ガイダンスの引き上げ幅が十分でないとして嫌気された。他方、ノーフォーク・サザン(NSC)、TEコネクティビティ(TEL)、フリアーシステムズ(FLIR)の決算は市場予想を上回った。これらの強弱入り混じる決算結果を受けて、NY主要指数はその後も前日終値をはさみもみ合い。昨日S&P500とナスダック総合が最高値を更新しただけに、本日は一服気分が強く、また、海外経済動向があらためて気がかりとなる中で、S&P500は上値の重い展開となった。コミュニケーション・サービシズが軟調となり、また、資本財、素材、エネルギーも下落。他方、公益、REIT、消費安定などのディフェンシブが相対的に小確りとなり、また、半導体も戻りを見せてテクノロジーも小幅高。午後に入り、急速にドル高が進んだことが嫌気され、S&P500は午後1時過ぎに前日比-0.26%の2926まで下落。その後は再び昨日終値付近へと戻りを見せたが、引け間際に再度売られて終了した。ダウ平均が-0.22%、S&P500が-0.22%、ナスダック総合が-0.23%で終了した。セクター別では、REITが+0.77%。公益が+0.55%。他方、エネルギーが-1.85%。コミュニケーション・サービシズが-0.75%。個別では、上記テキサス・インスルメンツ(TXN)が+1.76%%。予想以上の決算を発表したイーベイ(EBAY)が+5.04%。他方、上記AT&T(T)が-4.08%、ボストン・サイエンティフィック(BSX)が-1.25%。キャタピラ(CAT)が-3.03%。

債券・為替市場

4月ドイツIfo企業景況感指数が99.2と予想を下回り前月比低下し、フランスの4月製造業信頼感指数も予想以下となったことから、欧州の主要国債利回りがそろって低下したのにつれて、10年債利回りは朝方から低下基調となった。10年債利回りは午前10時過ぎに2.5163%まで低下し、その後は2.52%をはさみもみあい。午後1時発表の5年債入札結果は、最高落札利回りが2.315%と事前予想通りとなり、応札率は前回を上回る2.44倍となったが、市場の反応は鈍い。今週金曜発表の1QGDPを見極めたいとのスタンスからその後も動きが少なく、午後4時の10年債利回りは2.518%となった。為替市場では、明日に日銀政策決定会合を控え、朝方のドル/円は111.85付近で保ちあい。午前10時に、カナダ中央銀行が政策会合後に発表した声明文から利上げに関する記述が取り除かれたのを受け、カナダドルが下落。ドイツ、フランスの経済データおよびオーストラリアの1QCPIが予想以下であったことなどと併せ、米国以外の経済動向の弱さと持続する海外中銀の緩和姿勢と対比し、ドルの相対的強さに注目が集まる中で、ドルは対主要通貨で上昇基調となった。この中でドル/円は、午後に入り上昇モーメンタムが強まり、午後3時過ぎには112.40と年初来の高値に到達。午後4時のドル/円は112.20となった。

米国野村證券作成

はじめての方へ

お問い合わせ先