ニューヨーク株式市況

2018/08/20:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 25,758.69
+89.37
648.34
SP500 2,857.05
+6.92
-
ナスダック 7,821.01
+4.68
-

本日のポイント

<株式市場>

今週開催予定の米中通商協議を控え、ドル安となる中でトルコリラが上昇となり、これを好感しNY主要指数は前日比小幅高で寄り付いた。ドル安を受けエネルギーや素材が買われた一方で、アプライド・マテリアルズ(AMAT)やエヌビディア(NVDA)といった半導体関連銘柄を中心にハイテクセクターが売りに押された、寄付き後のS&P500はやや売りに押され、午前11時頃には上げ幅を縮小。しかし、10年債利回りが低下となる中で、消費循環への物色買いが目立ったほか、テクノロジーへの押し目買いも見られ、その後はじりじりと買い戻しの展開となり、正午過ぎにS&P500は前日比+0.28%となる2858付近にまで上伸。米中通商協議を控えた様子見スタンスもある中で、その後買い意欲は衰えたものの、午後に入っても主要指数は高値圏を維持。引けにかけてはやや売りに押され、結局、ダウ平均が+0.35%、S&P500が+0.24%、ナスダック総合が+0.06%。セクター別では素材が+0.72%。エネルギーが+0.66%。他方、公益が-0.35%。ハイテクが-0.15%。個別では、エスティ・ローダー(EL)が市場予想を上回る決算内容を好感され+3.40%。ナイキ(NKE)がブローカーによる投資判断引き上げを受け+3.05%。他方、ニューズ・コーポレーション(NWSA)が大手ブローカーによる投資判断引き下げを受け-2.37%。アップル(AAPL)がブローカーによる投資判断引き下げを受け-0.97%。

<債券・為替市場>

主な経済指標の発表がない中で、今週開催予定の米中通商協議を前にした警戒から10年利回りは低下。朝方2.860%で付近で推移していた10年債は午前9時頃から買い基調となり、午前11時頃には2.820%付近にまで低下となった。この水準ではやや売りに傾いたものの、正午前にトランプ大統領が、「パウエルFRB議長は低金利政策を取ると見込んでいたが、逆に金利を引き上げた」と発言していたとの報道を受け、まもなく売り意欲は衰えた。午後に入ってからは再度売りに押され、午後2時頃から10年債利回りは2.820%付近で小動きとなり、午後4時には2.822%となった。為替市場では、今週開催予定の米中通商協議を前にした警戒を背景に、朝方から安全資産としての円が対ドルで買われた。株式市場が寄り付きから確りの値動きとなる中で、午前中は110.45付近で安定に転じたものの、正午前にトランプ大統領が、「パウエルFRB議長は低金利政策を取ると見込んでいたが、逆に金利を引き上げた」と発言していたとの報道を受け、午後に入り再度ドルは売りに押された。午後のドル/円は下落基調を維持し、午後4時には110.13となった。

米国野村證券作成