ニューヨーク株式市況

2017/06/23:現地日付

主要指数 終値 出来高概算
(百万株)
ダウ 21,394.76
-2.53
2,081.40
SP500 2,438.30
+3.80
-
ナスダック 6,265.25
+28.56
-

本日のポイント

<株式市場>

昨日引け後に発表された大手銀行に対するドット・フランク法ストレステスト(DFAST)結果において、34銀行すべての自己資本比率が最低基準を越えたことから、金融が小確りに寄り付いた。一方で、ヘルスケアが利食い売りで始まり、また、ベッド・バス&ビヨンド(BBBY)の失望決算を受け、小売りが続落。これらセクターごとにまちまちの動きの中でS&P500は前日比ほぼ横ばいで寄り付いた。午前9時45分発表の6月マークイット製造業PMIは52.1と予想を若干下回ったが、続いて発表された5月新築住宅販売が610,000戸と予想を上回り、市場はまずまず好感。また、WTI先物価格が昨日来の小反発トレンドを維持する中で、エネルギー、素材、資本財、テクノロジーなどが上昇基調に転じ、また、コストコ(COST)などスーパーマーケットの売りは続いたものの、飲料、日用品などが買われ、消費安定セクターも堅調。S&P500指数は小幅高へと上昇し、日中も小確りに推移。午後2時近くには前日比+0.3%の2441をつけた。しかし、引けに向かう中で、金融が来週のCCARを前に反落したほか、コストコ(COST)、ウォルマート(WMT)、シスコ・コープ(SYY)などへの売りが加速し消費安定が急反落。通信、公益などの高配当利回りのセクターも軟調となり、S&P500は日中の小幅な上げを返上し、わずかなマイナスに沈む昨日と同じパターンとなった。ただし、本日はラッセル指数のリバランス取引の影響で引け際に出来高を伴う買いが入り、S&P500は引け間際に小幅高となって終了した。ダウ平均は-0.01%、S&P500は+0.16%、ナスダック総合は+0.46%。セクター別ではエネルギーが+0.75%、テクノロジーが+0.67%。他方、金融が-0.46%、公益が-0.36%。個別では、AKスチール(AKS)が大手証券による投資判断引き上げで+5.56%、同じくユナイテッド・ステーツ・スチール(X)が+5.6%。他方、上記ベッド・バス&ビヨンド(BBBY)が予想以下のF1Q業績と既存店売上減収で-12.12%。上記シスコ・コープ(SYY)が、アマゾンドットコム(AMZN)による参入可能性を理由に大手証券が投資判断を引き下げ-5.42%。

<債券・為替市場>

10年債利回りは朝方2.15%付近で始まり、WTI先物価格の戻りを受けて2.165%までいったん上昇。6月マークイット製造業指数が予想以下となったものの、5月新築住宅販売が予想以上となった中で、午前中の10年債利回りは2.15%~2.161%と1bpsほどのレンジを往復。午前11時すぎ、セントルイス連銀ブラード総裁が講演で、米国経済の低成長と低インフレに言及し、追加利上げに消極的な姿勢を示したのを受けて、午後の10年債利回りは低下となり、3時過ぎに2.1405%となった後、午後4時には2.144%となった。為替市場では、ドル/円は朝方111.25付近で始まり、10年債利回りが2.5bpsほどの小幅なレンジ内で推移する中で、同様にほぼ終日方向感なく小動き。午前9時すぎに111.34の日中高値をつけた後、下値は111.16。午後はレンジがさらに狭まり、111.20~111.33。午後4時のドル/円は111.26となった。

米国野村證券作成