Marketヨーロッパ株式市況

市場(指数) 終値 日付(現地日付)
イギリス
(FTSE100)
10,733.00
-31.69
2026/10/20
ドイツ
(DAX)
25,304.42
-15.35
2026/10/20
フランス
(CAC40)
7,838.49
-29.56
2026/10/20

本日のロンドン市況

◇ロンドン株20日 続落、石油株や銀行に売り優勢
【NQNロンドン=蔭山道子】20日のロンドン株式市場で英FTSE100種総合株価指数は続落し、前日比31.69ポイント(0.29%)安の1万0733.00で終えた。20日の韓国や日本の株式相場が下落したのを受け、英国株にも売りが優勢となった。人工知能(AI)関連の投資や収益化に警戒感が根強く、投資家が慎重姿勢に傾いている。

 原油先物の不安定な値動きも株価の重荷だった。原油相場の国際指標の一つ、北海ブレントの先物(期近12月物)は一時1バレル112ドルちょうど付近と約5カ月ぶりの高値をつけた。その数時間後には急速に下落し106ドルを割り込む場面もあった。

 石油大手の英シェルとBPがともに下落した。英HSBCホールディングスなど銀行に売りが優勢だったほか、英豪リオティントなど鉱業の一角に売りが出た。一方で製薬や公益株に買いが優勢だった。

 英国では20日、一部の金融機関のサービスに障害が発生したと伝わった。米グーグルのクラウドサービスの障害が原因とみられる。市場では「銀行の株価に響いた可能性はあるが、一時的な影響にとどまるだろう」(英投資サービス会社AJベルのラス・モールド氏)との見方があった。

 英大手銀の株価は足元で水準が切り下がっている。22日から30日にかけて各行が四半期決算を発表するのを前に、バリュエーション(投資尺度)を見直す動きが出ているとの指摘がある。英政府による銀行を対象とした課税強化の可能性にも警戒感がくすぶる。

提供:日経QUICKニュース社 ロンドン