Marketニューヨーク株式市況

2025/12/15:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 48,416.56
-41.49
1,398.07
SP500 6,816.51
-10.90
-
ナスダック 23,057.41
-137.76
-

本日のポイント

株式市場

午前8時半発表の12月ニューヨーク連銀製造業景気指数は-3.9と予想外の悪化となった。金曜日に売られたハイテク株を中心に買い戻しの動きもみられる中、NY主要指数はそろって上昇して寄り付いた。一般消費財やヘルスケアが上昇する一方、エネルギーは下落して開始。S&P500はハイテク株の買い戻しに支えられ6,860付近で小高く寄り付いたものの、AI関連の投資家センチメント回復に自信が持てない中でまもなく売り圧力に押され、午前10時頃にはマイナス圏に沈んだ。その後、前日比-0.38%の6,801.49まで売り進まれた。午後10時半頃には、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「労働市場のリスクは上昇した一方で、インフレリスクは幾分緩和した」とハト派的な発言を行ったことがサポートとなり、S&P500は一旦反発。しかし午後11時半頃に小幅高水準で騰勢を失い、S&P500は再びマイナス圏に沈んだ。午後は材料に乏しく、翌日に雇用統計も控える中で積極的な買いはみられず、S&P500は終始小幅安の水準で小動き。ダウ平均は-0.09%、S&P500は-0.16%、ナスダック総合は-0.59%で終了した。セクター別では、ヘルスケアが+1.27%、公益が+0.88%。他方、情報技術が-1.04%、エネルギーが-0.76%。個別では、テスラ(TSLA)は安全監視員が乗車しない無人ロボットタクシーの試運転を実施中と伝わり+3.56%、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)はアナリストが投資判断を引き上げ+3.59%。一方、サービスナウ(NOW)はサイバーセキュリティーの新興企業アルミス社買収に向けて最終段階の協議を進めているとの報道を受けて-11.54%、アイロボット(IRBT)は破産法第11条を申請したと明らかになり-72.69%

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