Marketニューヨーク株式市況

2026/04/10:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 47,916.57
-269.23
1,142.61
SP500 6,816.89
-7.77
-
ナスダック 22,902.89
+80.47
-

本日のポイント

株式市場

早朝、ウクライナのブダノフ大統領府長官が「ロシアとの和平合意成立まで長くはかからないかもしれない」とコメントしたことが好感された。午前8時半発表の3月CPIは前月比+0.9%と予想に一致、前年比では+3.3%と予想を下回った。また、コア指数は前月比+0.2%、前年比+2.6%といずれも予想を下回り、地政学リスクやインフレに絡んだ懸念に対する安堵感もあり、NY主要3指数はしっかりで寄り付いた。素材や一般消費財、情報技術などが上昇したものの、エネルギ、生活必需品、金融などが下落して始まり、S&P500は寄り付き直後から売りに押された。午前10時発表の4月ミシガン大学消費者マインド指数は47.6と予想を下回り、1年先期待インフレ率が4.8%と予想を上回ったことから、スタグフレーション懸念が残り、S&P500は一時前日終値付近まで下落。同時発表の2月製造業受注が前月比変わらず、耐久財受注が-1.3%といずれも予想を上回ったほか、TSMC(TSM)のQ1実績を好感し半導体株が上昇となり、情報技術セクターを押し上げる中、S&P500は買い戻され、暫くは6830~6845レンジで揉み合いとなった。しかし、本日遅くに予定されている米・イラン直接交渉のほか、来週にはイスラエルとレバノンの直接協議を控えて警戒感が残り、正午前からは売り優勢に傾いた。ベッセント財務長官とパウエルFRB議長が大手銀行CEOを招集し、アンソロピックの最新モデル「Mythos」をはじめとするAIモデルがもたらし得るリスクや対策について協議したと伝わり、本日もソフトウェア株への売りが続くなど、買い材料に乏しい展開となった。午後のS&P500は終始小幅安圏で売り買いまちまちとなり、ダウ平均は-0.56%、S&P500は-0.11%、ナスダック総合は+0.35%で取引を終えた。セクター別では、情報技術が+0.76%、素材が+0.64%。他方、生活必需品が-1.43%、ヘルスケアが-1.33%。個別では、コヒレント(COHR)はCEOがAI関連の需要が堅調と述べたことを受けて+8.21%、コアウィーブ(CRWV)はアンソロピックとの複数年契約が発表され+10.87%。フェア・アイザック(FICO)は住宅ローン信用協会のCEOが、連邦住宅金融庁が政府保証付き金融機関においてもVantageScoreの適用を開始する可能性があると発言したことを受けて-13.99%。

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