Marketニューヨーク株式市況
2025/06/26:現地日付
主要指数 | 終値 | 出来高概算(百万株) |
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ダウ | 43,386.84 +404.41 |
1,224.74 |
SP500 | 6,141.02 +48.86 |
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ナスダック | 20,167.91 +194.36 |
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本日のポイント
株式市場
午前8時半発表のQ1GDP確報値は前期比年率-0.5%、個人消費が同+0.5%といずれも予想を下回った。コアPCE価格指数は同+3.5%と予想以上となった。同時発表の5月耐久財受注は民間航空機による改善が目立ち、前月比+16.4%と予想を上回った。新規失業保険申請件数は23.6万件と予想を下回ったものの、継続受給者数が197.4万件と予想以上に増加したことを受け、足元の利下げ期待が高まり、NY主要指数は揃って上昇して寄り付いた。情報技術、コミュニケーションサービス、素材中心に幅広いセクターが買われる一方、不動産は軟調に開始。昨日遅く、トランプ大統領が次期FRB議長を9月か10月に発表する見込みとの報道が聞かれ、連銀の独立性を懸念する声は聞こえるものの利下げ期待をサポートする内容ともなり、S&P500は寄り付き後も上昇基調を維持。午後に入り、ホワイトハウス報道官が「相互関税に絡んだ7月9日の期限は絶対的なものではなく、延長される可能性はある」とコメントしたことを受け、S&P500は午後2時過ぎに6145付近にまで買い進められた。この水準で買いは一巡となったものの、引けにかけても高値圏でもみ合いとなり、ダウ平均が+0.94%、S&P500が+0.80%、ナスダック総合が+0.97%で終了。セクター別では、コミュニケーション・サービスが+1.77%、エネルギーが+1.50%。他方、不動産が-0.64%、生活必需品が-0.18%。マコーミック(MKC)はF2Q25決算が予想を上回り+5.34%、ブラックストーン(BX)はアトランティック・ユニオンから20億ドルのローンポートフォリオを買収したとの報道が好感され+3.21%。他方、エクイニクス(EQIX)はアナリストによる投資判断の引き下げで-9.56%、ユニティ・ソフトウェア(U)はアナリストによる投資判断の引き下げで-3.11%。
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