Marketニューヨーク株式市況

2025/12/23:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 48,442.41
+79.73
1,013.24
SP500 6,909.79
+31.30
-
ナスダック 23,561.84
+133.01
-

本日のポイント

株式市場

午前8時半発表のQ3GDP改定値は前期比年率+4.3%と予想を上回ったほか、同個人消費も+3.5%と予想を上回った。コアPCE価格指数は+2.9%と予想に一致。同時発表の10月耐久財受注は前月比-2.2%と予想を下回った。これらまちまちの経済指標を受け、NY主要指数は小安く寄り付いた。エネルギーや一般消費財が上昇した一方、ヘルスケアや生活必需品は下落して開始。予想以上に高いGDP成長率と底堅い個人消費が示され、来年の利下げ期待がやや後退する中で、S&P500は寄り付き後に前日終値を挟んで上下となった。午前10時発表の12月消費者信頼感指数は89.1と予想を下回り、S&P500はいったんマイナス圏に沈んだものの、連銀によるバランスシート拡大で流動性が確保され、株式市場のサポートになるとの見方がある中で、午前中にS&P500は買い優勢に転じた。情報技術やコミュニケーション・サービスの買い戻しが指数上昇を牽引し、午後に入ってもS&P500はじりじりと上値を切り上げた。午後2時半に前日比+0.44%の6908.95まで上伸した後、引けにかけては高値圏で安定推移となり、ダウ平均が+0.16%、S&P500が+0.46%、ナスダック総合が+0.57%で終了した。セクター別では、コミュニケーション・サービスが+0.99%、情報技術が+0.95%。他方、生活必需品が-0.41%、ヘルスケアが-0.19%。ノボ・ノルディスク(NVO)はFDAが経口タイプの肥満症治療薬「ウゴービ」を承認したとの発表を受けて+7.30%。一方、サービスナウ(NOW)はサイバーセキュリティーの新興企業アーミス社を買収することで合意したとの報道を受けてー1.48%。

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