Marketニューヨーク株式市況

2025/11/07:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 46,987.10
+74.80
1,434.72
SP500 6,728.80
+8.48
-
ナスダック 23,004.54
-49.45
-

本日のポイント

株式市場

オーバーナイトで民主党が政府閉鎖終了に向けた法案を阻止する可能性が報じられる中、NY主要指数はそろって下落して寄りついた。生活必需品とエネルギーが上昇した一方、情報技術やコミュニケーション・サービスは下落して開始。午前10時発表の11月ミシガン大学消費者センチメント速報値は50.3と予想を下回った。インフレ期待は、1年先が4.7%と若干予想を上回った一方、5~10年先は3.6%と予想を下回りまちまちとなったものの、軟調なセンチメント速報値を受けて投資家心理は悪化し、午前中にS&P500は下げ幅を拡大。正午過ぎには前日比-1.34%の6631.44まで売り込まれたが、10年債利回りが低下していたことを横目に、この水準では情報技術を中心に押し目買いが見られた。午後2時半過ぎ、上院民主党が政府閉鎖を終了するための要求を引き下げ、オバマケア補助金の延長期限を「恒久的」ではなく「1年間」とする提案を行ったと伝わり、政府閉鎖解消への期待感からその後も主要指数は下げ幅を縮小。S&P500は午後3時頃に前日終値付近まで回復した後、引けにかけては売り買いまちまちとなり、ダウ平均は+0.16%、S&P500は+0.13%、ナスダック総合は-0.21%で取引を終えた。個別では、エクスペディア・グループ(EXPE)がQ3決算発表で、堅調な旅行需要を背景に通期業績見通しを上方修正し+17.55%、アカマイ・テクノロジーズ(AKAM)はQ3決算発表で通期業績見通しを上方修正し+14.71%。一方、ブロック(XYZ)はQ3決算のEPSが予想を下回り-7.73%、マイクロチップ・テクノロジー(MCHP)はQ2決算発表で次四半期の売上高見通しが予想を下回り-5.17%。

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