Marketニューヨーク株式市況

2025/12/02:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 47,474.46
+185.13
1,237.35
SP500 6,829.37
+16.74
-
ナスダック 23,413.68
+137.75
-

本日のポイント

株式市場

主な経済指標の発表がない中で、NY主要指数は揃って小幅高で寄り付いた。情報技術、資本財が上昇した一方、エネルギーや生活必需品が下落して開始。寄り付き後のS&P500は小幅高圏で売り買いが交錯したが、前日引け後に決算を発表した、データベースのプラットフォームを手掛けるモンゴDB(MDB)や通信機器のクレド・テクノロジー(CRDO)が大幅高となる中で、テクノロジー株が指数を牽引し、午後11時頃に前日比0.57%の6851.55まで上値を試した。しかし、著名投資家のマイケル・バーリ氏がテスラ(TSLA)に対して「ばかげた過大評価」との見方を示したことを受けて、同社への売り圧力が強まったことを背景に、午前11時半頃にS&P500は前日比-0.09%の6806.71と一時前日終値を下回った。正午頃にはトランプ大統領が「次期FRB議長をおそらく来年早々に発表する可能性が高い」と発言したが、投資家の中ではハト派的なケビン・ハセット氏が有力との見方が広がる中で、相場はゆるやかな上昇基調に回帰。朝方にプロクター・アンド・ギャンブル(PG)のCFOが小売カンファレンスで「10月の米国売上高が大幅に減少し、11月も同様の傾向が続く可能性がある」と述べたことを受けて、消費の弱含みへの警戒感が高まり、依然慎重ムードは続いたが、S&P500は午後3時頃に6840付近まで上昇。引けにかけては若干売られ、ダウ平均は+0.39%、S&P500は+0.25%、ナスダック総合は+0.59%で終了した。セクター別では、資本財が+0.87%、情報技術が+0.84%。一方、エネルギーが-1.28%、素材が-0.83%。個別では、上記モンゴDB(MDB)が+22.23%、ボーイング(BA)は投資家説明会で、2026年に旅客機の納入が増加しフリーキャッシュフローの改善が見込まれるとの見通しを示し+10.15%。一方、ブロック(XYZ)はカンファレンスでのQ4決済ボリュームが低調との発言を受け-6.59%。

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