Marketニューヨーク株式市況

2026/03/30:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 45,216.14
+49.50
1,525.11
SP500 6,343.72
-25.13
-
ナスダック 20,794.64
-153.72
-

本日のポイント

株式市場

週末、トランプ大統領が戦争終結に向けた15項目の要求について「イランが大半に同意した」と述べたことに加え、「米国は軍事作戦の終了に向け、より合理的な新体制と真剣な協議を行っている」とSNSに投稿したことなどが好感され、NY主要指数はそろって上昇して寄り付いた。11業種すべてのセクターが上昇して開始。しかし、週末には国防総省が「数週間」に及ぶ地上作戦の準備を進めていると報じられていたほか、イランの保管する濃縮ウランを奪取するための軍事作戦が検討されているとの報道も聞かれたことを受けて、S&P500は寄り付き直後から利食い売りに押され、小幅高水準での推移に転じた。午前11時前にパウエルFRB議長が「FOMCは2%のインフレ目標を達成できるだろう」とコメントしたほか、現在の労働市場には困難が見受けられるとの見方も示した。これを受け、原油価格の上昇を背景に一部で利上げ懸念がくすぶる中、ハト派的な解釈も広がり、一瞬S&P500は強含んだ。しかし、金融政策に対する具体的な言及がない中で、午後に入ってからは再度売りに押され、午後1時過ぎにはマイナス圏に沈んだ。ヘルスケアや生活必需品といった一部のディフェンシブセクターは底堅い水準を維持したものの、指数は下値を切り下げ、S&P500は午後3時半頃に前日比-0.82%の6316.91まで下落。引けにかけては若干買い戻されたが、ダウ平均は+0.11%、S&P500は-0.39%、ナスダック総合は-0.73%で取引を終了した。セクター別では、金融が+1.10%、公益が+0.66%。他方、資本財が-1.61%、情報技術が-1.49%。個別では、アルコア(AA)はイランによる中東のアルミ施設に対する攻撃が確認され、アルミ価格の上昇を背景に+8.23%、ファニーメイ(FNMA)は著名投資家であるマイケル・バリー氏などが強気な見方を示したことを受けて+51.23%。一方、シスコ(SYY)はジェトロ・レストラント・デポ社を負債込みの企業価値で291億ドルで買収することで合意したと伝わり-15.28%、ボストン・サイエンティフィック(BSX)は左心耳閉鎖デバイス「Watchman」の臨床試験結果が投資家の期待を下回り-9.02%

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