Marketニューヨーク株式市況

2026/10/28:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 52,475.10
+97.53
1,365.21
SP500 7,743.98
+21.38
-
ナスダック 26,549.85
+72.04
-

本日のポイント

株式市場

早朝に「カタールが新たな合意案を提示し、イランは週末までに回答する見込み」と伝わり、NYの主要指数は概ねしっかりで寄り付いた。コミュニケーション・サービス、情報技術が上昇した一方、ヘルスケア、不動産などは下落して取引を開始。GEベルノバ(GEV)やテラダイン(TER)などが好決算を発表したにもかかわらず株価が下落する中、AI関連銘柄が寄り付き直後に上げ幅を縮小し、S&P500は午前10時前に小幅安に転じた。しかし、アジア時間に発表されていたSKハイニックス(000660KS)の決算実績が予想を上回り、経営陣からは2030年まで需要超過が続くとの見通しが示されたことが好感され、情報技術が午前中に買い戻し基調に転じる中、S&P500は正午前に7737.50付近まで取引水準を切り上げた。午後2時のFOMCでは、政策金利が据え置かれ、声明文では経済活動に関する判断が「力強いペースで拡大している」に引き上げられた。また、クック理事とクリーブランド連銀のハマック総裁が利上げを支持し、ややタカ派な内容となった。午後2時過ぎ、オラクル(ORCL)が投資家向け説明会において、2029年度にフリーキャッシュフローの黒字化を見込んでいると発表し、情報技術が上げ幅を拡大したものの、同年度には設備投資額の伸びが減速するとのコメントもあり、AI関連銘柄に対する盛り上がりは限定的となった。一方、午後2時半頃に始まったウォーシュFRB議長による記者会見では、インフレ期待が望ましい方向に向かっていると指摘されたほか、足元の金融環境のタイト化にも言及があり、今後の積極的な金融引き締めの必要性を低下させる可能性も示唆された。これらの材料を背景に、午後のS&P500は前日終値から7760までのレンジで上下する展開。引けにかけてはレンジ内での値動きとなったが、やや買い優勢となり、ダウ平均は+0.19%、S&P500は+0.28%、ナスダック総合は+0.27%でそれぞれ取引を終えた。セクター別では、情報技術が+0.48%、エネルギーが+0.41%。他方、公益が-0.88%、不動産が-0.65%。個別では、上記オラクル(ORCL)が+10.73%、バーティブ・ホールディングス(VRT)は、Q3実績が予想を上回り+16.48%。一方、F5(FFIV)は次四半期のEPS見通しが予想を下回り-20.43%、レノックス・インターナショナル(LII)は通期業績見通しを下方修正し-10.59%。

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