ニューヨーク株式市況

2019/07/18:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 27,222.97
+3.12
771.68
SP500 2,995.11
+10.69
-
ナスダック 8,207.24
+22.04
-

本日のポイント

株式市場

昨日引け後以降に発表された企業決算はまちまち。ネットフリックス(NFLX)の2Q加入者数が予想外に減少し大きく失望されたほか、ユナイテッド・レンタルズ(URI)が通年見通しを引き下げ、ジェニュイン・パーツ(GPC)決算も予想以下となった。一方、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)、イーベイ(EBAY)、モルガン・スタンレー(MS)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)などの決算は予想を上回り、また、昨日はCSX(CSX)決算を受けて連想安となったユニオン・パシフィック(UNP)が予想を上回る利益を出して安堵された。ハネウェル(HON)、ドーバー(DOV)などの資本財銘柄の決算も内容にややムラがあったものの、懸念されたほどではないと判断された。とはいえ、ハネウェル(HON)がショートサイクルの事業は鈍化しているとコメントし、PPGインダストリーズ(PPG)の経営陣も決算発表の中でF3Qも工業分野の需要鈍化は続くとの見通しを述べた中で、全体に業績への懸念がつきまとい、NYの主要指数は小幅安で寄り付いた。好決算の出た生活必需品、テクノロジーは小確りとなったが、インターネットを中心にコミュニケーション・サービスが大きく売られ、また、一般消費財、REIT、エネルギーも軟調な展開。寄り付き後のS&P500は前日終値を上限に、昼過ぎまで小幅安の推移。正午近くには前日比-0.4%の2974付近まで押される局面もあった。午後2時頃、NY連銀のウィリアムズ総裁が講演で、「経済鈍化の兆しがある場合金融政策は素早く実施されるべきであり、足元の状況から推測される中立金利は0.5%ほどであり、こうした中で長期間の低金利政策が必要」と述べた。これを受けて、利下げが大幅になる可能性もあるとの見方が強まり、全体に買いが入り、主要指数はまもなくプラス圏に浮上した。S&P500は午後3時過ぎに前日比+0.46%となる2998.28まで上伸し、小確りに終了した。ダウ平均が+0.01%、S&P500が+0.36%、ナスダック総合が+0.27%。セクター別では、生活必需品と金融がそれぞれ+0.82%。他方、コミュニケーション・サービスが-0.89%、一般消費財が-0.22%。個別では、上記のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が+8.22%、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)が+4.59%。一方、上記のネットフリックス(NFLX)が-10.27%、ユナイテッド・レンタルズ(URI)が-7.89%。

債券・為替市場

午前8時半発表の7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が21.8と大幅に予想を上回り、これを受けて10年債利回りは2.0763%と発表前から約3.5bpsほど上昇した。しかし続いて10時に発表の6月景気先行指数が前月比-0.3%と予想外に落ち込んだため、10年債売りは一服。利回りは2.06%~2.07%で小動き。午後2時過ぎ、NY連銀ウィリアムズ総裁が講演で、経済鈍化の兆しがある場合、金融政策は素早く実施すべきであると述べ、中立金利は0.5%ほどと推定され、こうした中で長期にわたる低金利政策が必要と述べた。これを受けて、大幅な利下げの可能性があるとして10年債は買いに転じ、利回りは急速に低下し、2.0207%をつけた後、午後4時には2.0277%となった。為替市場では、ドル/円は107.80付近で始まったが、7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外に強かったのを受けていったん108.02まで上昇。その後は終日10年債利回りに連動し、午後2時過ぎから10年債利回りの急速な低下につれてドル/円は107.21まで下げ、午後4時には107.28となった。

米国野村證券作成

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