ニューヨーク株式市況
2025/02/13:現地日付
主要指数 | 終値 | 出来高概算(百万株) |
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ダウ | 44,711.43 +342.87 |
1,115.78 |
SP500 | 6,115.07 +63.10 |
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ナスダック | 19,945.64 +295.69 |
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本日のポイント
株式市場
午前8時半発表の1月PPIが前月比+0.4%、前年比は+3.5%と共に予想を上回った。コア指数は前月比では+0.3%と予想に一致となったものの、前年比は+3.6%と予想を上回った。また、同時発表の週間新規失業保険申請件数は21.3万件と予想を下回った。昨日のCPIに続き、堅調なインフレ指標となったが、事前の警戒があったことに加え、PCEの算出に用いられる項目はさほど強くなく、10年債利回りは下落で反応。NY主要指数は揃って上昇して寄り付いた。一般消費財、情報技術、素材などが堅調な一方で、エネルギー、ヘルスケア、不動産などが軟調に開始。昨日のCPIほどの経済指標によるサプライズ感はない中で、株式市場はその後買いが優勢。一方、早朝のトランプ大統領による自身SNSでの発信により、関税絡みの発表を市場は注視する中で、買いの勢いは長くは続かない。午後に入り、トランプ大統領による相互関税実施への署名がなされた。とはいえ、手続き完了には時間を要することから、最終的な関税による影響がどの程度になるか読みにくく、株式市場は徐々に買いが強まる展開。引けまで断続的に買いが続き、全セクターが上昇し、引け前にS&P500は前日比+1.07%の6116.91まで上昇し、堅調に取引を終了。ダウ平均が+0.77%、S&P500が+1.04%、ナスダック総合が+1.50%で終了。セクター別では、全11セクターが上昇し、中でも素材が+1.71%、一般消費財が+1.60%、情報技術が+1.52%。個別では、アップラビン(APP)がF4Q決算実績が予想以上で+24.02%。ロビンフッド(HOOD)がF4Q決算実績が予想以上で+14.11%。他方、ザ・トレードデスク(TTD)がF4Q売上実績が予想以下で-32.98%。ハイアット・ホテルズ(H)がF4QEBITDA・EPSが予想以下で-9.09%。
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