ニューヨーク株式市況

2020/09/25:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 27,173.96
+358.52
848.23
SP500 3,298.46
+51.87
-
ナスダック 10,913.56
+241.29
-

本日のポイント

株式市場

午前8時半発表の8月耐久財受注は前月比+0.4%と、市場予想の+1.5%を大きく下回った。航空機を除く非軍需のコア資本財は+1.8%と予想以上となったが、市場の反応は弱い。欧州で新型コロナウイルス感染件数が増加し第2波懸念が広がる中で、マドリッドがロックダウン地区を追加し、また、オランダ、ポーランドも来週から新たな規制を実施する予定と伝えられ、米国内でも昨日の新規感染数が前週平均を上回るなど増加に歯止めがかからず、景気回復への影響が懸念される中で、S&P500とダウ平均は小幅反落して寄り付いた。公益と情報技術がわずかにプラスで寄り付いた以外は幅広く小安いスタート。S&P500はまもなく前日比-0.56%の3228まで下落した。しかし、9月2日の最高値から一昨日の下げまで、S&P500は9.6%、ナスダック100は12.8%の調整を終えたことから、値頃感が生まれ、とりわけ情報技術を中心にその後は押し目買い。S&P500はほどなく小幅高へと反発した。10時半過ぎに、上院が「政権の平和的移譲」を約束する動議を採択。大統領選挙結果をめぐる混乱を避ける措置として市場はこれを好材料ととらえた。また、市場の焦点となっている追加景気対策案について、下院民主党が2.4兆ドルへと規模を縮小した新たな案を準備中と伝えられたことから、市場は、両党歩み寄りにむけたたたき台として期待。政府案、上院共和党案とは依然隔たりがあるものの、何らかの対策案が選挙後には成立する可能性があるとの楽観的見方を背景に、その後の市場はじりじりと上昇する展開となった。午後にはモーメンタムがやや加速。情報技術が突出して買われ、不動産、ヘルスケア、公益などのディフェンシブと、一般消費財、資本財がこれに続き、S&P500は午後3時過ぎに前日比+1.86%の3306まで上昇し、ナスダック100は前日比+2.58%まで上伸した。結局、ダウ平均が+1.34%、S&P500が+1.6%、ナスダック総合が+2.26%で終了。セクター別では、情報技術が+2.4%、不動産が+1.96%、ヘルスケアが+1.65%。他方エネルギーが-0.07%と唯一下落。個別では、ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングズ(NCLH)が大手証券の投資判断引き上げを受け+13.67%。ノババックス(NVAX)が英国で新型コロナワクチンの最終段階の治験を開始したと発表し+10.86%。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)が新機能の追加を発表し、+6.78%。他方、コストコ・ホールセール(COST)が発表したF4Q決算で、予想以上の費用増加が示し-1.27%。

債券・為替市場

マドリードが、新型コロナウイルス感染防止のためにロックダウン地区を追加し、また、オランダ、ポーランドも新たな規制の実施を予定と伝えられる中で、欧州経済の鈍化が懸念され、欧州主要国債利回りが低下する中で、10年債利回りも朝方に0.655%付近へと小幅低下して推移。午前8時半発表の8月耐久財受注が+0.4%と予想を下回ったの受けて、10年債利回りは更に若干低下し午前10時過ぎに0.6495%となった。しかし株式市場が上昇する中で、午後にはいったん0.6626%まで上昇。とはいえ、追加景気対策案の進捗に強い懐疑がもたれる中で、売りは限定的。午後4時の10年債利回りは0.654%となった。為替市場では、欧州での感染第2波に対する懸念から、リスクオフが先行し、ドルは対主要通貨に対し強含み。対円でも小幅に上昇し105.50と小確りに開始。午前10時過ぎには105.70まで上伸した。その後は株式市場上昇にもかかわらず10年債利回りが低いレンジにとどまったことから、ドル/円も動きが鈍く、午後は概ね105.60を挟み静かな推移。午後4時には105.61となった。

インスティネット作成

はじめての方へ

お問い合わせ先