ニューヨーク株式市況
2024/10/09:現地日付
主要指数 | 終値 | 出来高概算(百万株) |
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ダウ | 42,512.00 +431.63 |
871.80 |
SP500 | 5,792.04 +40.91 |
- |
ナスダック | 18,291.62 +108.70 |
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本日のポイント
株式市場
主な経済指標の発表がなく、景気刺激策を好感した中国市場の上げが一服となったほか、中東情勢に対する警戒も残る中で、NYの主要指数は小安い水準で寄り付いた。しかし、台湾セミコンダクター(TSMC)が発表していたQ3売上高が市場予想を上回っていたことを受け、追加の堅調なAI関連データを好感するセンチメントの中で情報技術への買いが集まり、S&P500は寄り付きから買い基調となった。午前中にはヘルスケア、金融、資本財といったセクターにも買いが広がり、S&P500は正午前に5790付近にまで上伸。明日に9月CPI発表を控え、この水準では買いが一巡となり、午後に入ってからは5780を境に売り買いまちまち。午後2時発表のFOMC議事録では、利下げに関する追加の材料は得られなかったものの、住宅関連サービス価格について「一部のメンバーが近いうちにインフレ率低下トレンドの加速を指摘」とされ、このハト的な内容を受け引けにかけS&P500は買い戻された。ダウ平均が+1.03%、S&P500が+0.71%、ナスダック総合が+0.60%で終了。セクター別では、ヘルスケアが+1.02%、情報技術が+1.01%。他方、公益が-0.88%、コミュニケーション・サービスが-0.54%。個別では、ノルウェージャン・クルーズ(NCLH)が、アナリストによる投資判断引き上げで+10.91%。アファーム(AFRM)が、アナリストによる投資判断引き上げで+5.10%。一方、ボーイング(BA)が、労使交渉において提案していた賃上げ退職給付拡大を撤回し-3.41%。
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