ニューヨーク株式市況

2020/01/22:現地日付

主要指数 終値 出来高概算(百万株)
ダウ 29,186.27
-9.77
900.14
SP500 3,321.75
+0.96
-
ナスダック 9,383.77
+12.96
-

本日のポイント

株式市場

昨日引け後および本日寄り前に発表された企業決算は強弱入り混じる内容となった。IBM(IBM)、キャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF)、アボットラボラトリーズ(ABT)などがが予想以上の決算内容となった一方で、昨日引け後に決算を発表した注目のネットフリックス(NFLX)は、米国内の加入者純増数が大幅に予想以下となり、米国内での競争激化が再度意識される内容となった。また、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の売上高が予想を大きく下回り、ノーザン・トラスト(NTRS)が、予想以下のカストディ資産額、運用資産額を発表し失望された。市場では、引き続き、新型コロナウィルスの感染拡大が懸念されたものの、中国政府が感染拡大阻止に向けた対策を発表する中で、投資家センチメントはやや持ち直し、NY主要指数は前日比反発して寄り付いた。決算好調のIBM(IBM)のほか、半導体関連銘柄がリードし、情報技術が堅調にスタートしたほか、公益や生活必需品、REIT、ヘルスケアなどディフェンシブが小確り。耐久消費財を中心に一般消費財などにも資金流入が見られた。他方、WTI原油先物価格下落を背景にエネルギーはやや軟調。午前10時発表の12月中古住宅販売件数が年率554万戸と予想以上となったのを受けて、S&P500は午前10時半過ぎに前日比+0.5%の3337まで上昇した。とはいえ、新型コロナウィルスの感染者数拡大や死亡者数の増加が報道される中で、市場は慎重。午後にはやや売り圧力が高まる展開となり、S&P500は午後3時過ぎに前日比横ばいの3220まで反落した。その後、引けにかけて小戻ししたものの、反発は軽微にとどまり、結局ダウ平均が-0.03%、S&P500が+0.03%。ナスダック総合が+0.14%で終了。セクター別では、情報技術が+0.37%、公益が+0.30%。他方、エネルギーが-0.89%、不動産が-0.79%。個別では、上記、IBM(IBM)が+3.39%、キャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF)が+4.47%。他方、上記、ネットフリックス(NFLX)が-3.58%。ジョンソン&ジョンソン(JNJ)が-0.68%。ノーザン・トラスト(NTRS)が-3.3%。

債券・為替市場

中国での新型肺炎による感染拡大報道を背景に、リスク回避の資金が引き続き流入し、早朝の10年債利回りは1.765%と小幅に低下。しかし、中国政府による感染拡大を防ぐ措置を受けて、株式指数先物がプラスとなる中で、10年債は一旦利食い売りとなったものの、売りは続かず、午前10時過ぎに利回りは1.7569%へと低下。午前10時発表の12月中古住宅販売が前月比+3.6%と予想を上回り堅調となったのを受けて、その後再び若干の利食い売りが見られ、10年債利回りは正午近くに1.776%付近にまで上昇。とはいえ、経済への影響を吟味する中で、市場はやや慎重。午後は1.765%をはさむ低位なレンジで小動きとなり、午後4時に10年債利回りは1.766%となった。為替市場では、新型肺炎の感染拡大を防ぐ中国政府の対策が報道される中で、リスクオフのポジションが若干アンワインドとなり、朝方のドル/円は109.95~110へと小幅反発して推移。しかし、10年債利回りが引き続き低下する中で、ドル/円も小幅反落し午前10時過ぎには109.83まで後退。その後は12月中古住宅販売が予想以上となるなど、堅調な経済データを受けてドル/円は安値から脱し、午後は109.85~109.94レンジで小動きに推移。方向感のない展開のまま、午後4時のドル/円は109.86となった。

米国野村證券作成

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